犬のしつけは犬の社会化のため

7月 22, 2012 · Posted in 犬のしつけは犬のため 

 

【以下はある犬の飼い主さんからのお便りです】

子供の学校の送迎に行くと、それは沢山の人たちが、犬に声をかけて下さいます。子供達は、「犬に触って良いですか?」と聞いてから触りますが、大人たちは、何も言わずに触っていくひと、通りすがりに身体をさっとなでる人がいます。

自分は犬をよく知ってると思ってる人たちでしょうね。これが、ジャーマンシェパードだったら、多分そのような事はしないだろうなと思ったりします。

それはさておき、「座れをさせ、褒めてもらう形」というのは、なるほど!と、思いました。本当に分かりやすく、犬の接し方ついての基本がよく分かります。

散歩の際に、付けで歩いていても、若い女性や、子供、ベビーカーが前を歩くと、全身の注意がそちらへ行っているのがわかり、前の人のスピードに合わせてついて行こうとします。

「ヒール 」といってみたり、リードをきゅっと引いてみたり、注意を私に向けようとしますが、座らせて、顔を私に向けて「ルック」と、アイコンタクトを促しても、シロ目をむいても、そちらを追います…。そうしているうちに、距離が開き、また普通に歩けるようになります。

まだ幼犬だから注意散漫なのかと思いつつも、いつか慣れる日が来るといいなあと思っています。当初の頃は、バイクが隣を走ると、一緒に走ってついて行こうとしてました。今はなれたようです。

また、こちらでは歩行者用信号が青に変わると、大きめのベルの様なハイスピードの音がしますが、これにも飛びあがって反応し、馬のように駆けだそうとするので、交差点近くのベンチに座り、何度も、何度も信号が変わるのをただ聞かせました。
(変なオバサンと犬です…)

そういうことはすべて、犬の心臓が飛び上るほど驚く事だったんですね。怖かったんでしょうか?
色んな事に慣れて、穏やかに過ごせる家庭犬として成長して欲しいです。

庭への放し飼いは、自然の中で嬉しいのかと思っていました。驚きました。そう言えば、色んな事に驚いてますものね。犬って不思議です。人間より優れている所が(動物として)沢山ある認識でいて、つい、逆に頼ってしまうような錯覚がありますが・・・。

犬を飼って、子供に対する態度について 見直しています。子供は、母親として私の真意を理解してほしい、それが心との繋がりと思っていましたが、今は、「理解してほしい」と思う事が、既に、母親としてではなく、子供に頼っていたと思います。子供に甘えてたなと思います。

大きな気持ちで、おおらかに、母親として見守り、慈しむ。そうでありたいなあと、思います。犬に対しての気持ちと、そんな気持ちと、まだまだ動きがあると思いますが、これも犬を飼ったおかげだと思って、楽しんで行きたいです。

>> 犬のしつけを詳しく学びたい方はこちら!